2005年04月06日

★ブログの達人がこっそり教える おカネの儲け方 /佐々木祐二, 牧野真著

私の採点 ★★★


著者: 佐々木 祐二, 牧野 真
タイトル: ブログの達人がこっそり教える おカネの儲け方

普通の人でも、だいたい1時間もあれば読み切れてしまう。はやい人であれば立ち読みでもじゅうぶんに読破できてしまうかもしれないぐらいにお手軽の内容であった。

私は書店で偶然見つけ、10分程度立ち読みし、おもしろそうなので購入してみた。だが想像していた書とは若干異なっていたように思う。実際に読んでみるとかなり「?」と思うところがいくつかあった。

なぜ本書を手に取ったかというと、ブログ自体の今後の可能性を実践レベルで知りたかったことと、このブログという媒体自体が、今後営業マンの重要な武器になるような期待を持ったからだ。

自分の名刺にブログのURLを載せておき、
「ここに、どうして自社の製品をお客様にお勧めするのか、また、営業活動中に考えたことなど、自分の思いを毎日書いてます」
なんて言って渡せば、大きなポイントになる。お客も暇な時間を使って「この営業マンの日記でも読んでみようか」などと思うかもしれない。いや、名刺にわざわざ記載されていたら確実に一度は見るだろう。

実際にこの著者である佐々木祐二さんも、3年間売れなかったものが、ブログによって3日で売れた理由について、「お客様に親近感を持ってもらえたから」などと書いている。そんなバカなと思われるかもしれないが、案外こんなものかもしれない。


しかし本書の密度は濃くない。

「おカネの儲け方」なんてタイトルに書いてあっても概論的なノウハウだけで、具体的な情報を集めたい人にとってはかなり物足りない内容だ。それにブログをめぐる環境はめまぐるしく変化しているので、「私は〜の理由からライブドアブログを選んだ」と書かれてあっても、それは昨年末までのデータ。

私もこのブログをライブドアブログバージョンを作って実験してみたが、訪問者数はほとんど変わらなかった。pingの送信先を変更するだけでも、多くの検索エンジンにひっかかる。当ブログも、多くのライブドアユーザーがやってきているので、佐々木さんの言い分は「そんな単純なものかな? もっと技術者としての発想はないの?」と突っ込みたくなる。Seesaaはマイナーだが、けっこうあなどれないブログだと私は考えている。

それに、手放しでお勧めできない理由として、佐々木祐二さんご自身のブログも、そんなに特筆するほどのものか……と思えてしまったからだ。
目の付け所は素晴らしかったかもしれないが、何か新しいトライを次々にしていかないとサラリーマン起業家の牧野真さんのようにはなれないのではないか。そんな気がした。

ただブログ自体の成り立ちや発展経緯を技術者の視点で語っているところはけっこう読み応えがあって興味深かった。

ブログは日記だという発想を戒めるメッセージは心に響いた。




  >>参考になりましたら、こちらに一票お願いします





posted by マーケ at 11:38| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) |  ★★★(お気に召したら) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご意見、いいですね。
参考になりました。

私もブログの可能性は感じますが・・
今イチまだしっかりとしたビジネスに繋がる
形やしくみが見えていません。
Posted by ビジネスノウハウ大学内田拓男 at 2005年04月06日 10:24
ブログは使いようによってビジネスにつながりそうですね。ホームページの代替としても利用できそうで、今後もますます発展していきそうな気がします。
私はYahoo!の動向が気になるのですが、いつになったらサービスが拡充するのでしょう。。
Posted by マーケ at 2005年04月07日 22:09
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

ブログの達人がこっそり教える おカネの儲け方
Excerpt: 「ブログの達人がこっそり教える おカネの儲け方」を読みました。佐々木祐二さんという「ブログカウンセラー」(このような商売を初めて聞きました。)の人が書いた本です。内容とすると、佐々木さんがどのようにし..
Weblog: 儲かりまっか
Tracked: 2005-04-08 23:12
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。