2005年04月06日

★ダメな会社ほど社員をコキ使う /宋文洲 著

私の採点 ★★★


著者: 宋文洲
タイトル: ダメな会社ほど社員をコキ使う


宋文洲さんの最新刊である。
実際にお会いしたこともあれば、講演は「生」でも「テープ」でも聴いたことがある。当然、著書も複数所有するほど、私は彼のファンのひとりだ。

もし機会があれば、ぜひとも宋さんの講演を聞きにいってほしい。
正直いって20年以上日本にいるにもかかわらず、日本語はうまくない(爆笑)。 しかし、そのヘタさ加減を間違いなく彼のアピールポイントにしているところがおもしろい。

話を聞いていると、聞き取りづらい語彙や、言い回しのミスを連発する。……が、あの小さな体から迸る情熱が、それを打ち負かしてあまりあることに驚く。

言葉が流暢ではない分だけ、彼の熱情だけが聞く者に響いてくるのだ。ブラックジョークも「中国人流のユーモアセンス」と解釈されて、年寄りの経営者連中も納得顔でうなずかされてしまう。正直、スゴイなと思わせられる。


ま、そんな彼自身の評よりも、本書である。

小気味いい語り口で古い体質の営業マネージャーや「上司」を断じ、「プロセスマネジメント」の重要性を説いているところなど、これまで話してきたこと、著書で書いてきたことと同じ。ほとんどが焼き直しで、視点を変えて説明しているだけだった。

しかしながら大胆にマンガを挿入したり工夫を凝らした読物にはなっている。
私としては、名著――「やっぱり変だよ日本の営業
――をお勧めしたいが、それを読んだことのない方であれば、この書から入ってもいい。


ただ、なぜタイトルが『ダメな会社ほど社員をコキ使う』 なのだろうか。「ダメコキ」という略語が覚えてもらえやすいから敢えてこんな名前にしたのだろうか。

彼は日本の古い上司をこき下ろすことを痛快と思っているわけではない。

日本の古い企業風習を変え、「営業」の現場から元気にさせるために立ち上がった人物である。

できればもっと「営業」という言葉にフォーカスしたタイトルにしてもらいたかった。皆さんはどう思うだろう。




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posted by マーケ at 12:34| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(2) |  ★★★(お気に召したら) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも参考にしています。
宋さん私も好きです。(私も講演、テープで
話を聴いたことがあります)
Posted by ビジネスノウハウ大学内田拓男 at 2005年04月07日 16:38
宋さんのパワーには本当に驚かされます。何事にも「臆すことがない」態度を、私も見習いたいです。
Posted by マーケ at 2005年04月07日 22:13
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